美大に強い高校とは?各校の特徴をスタジオパパパがご紹介!

美大に強い高校とは?スタジオパパパがご紹介!

美大に強い高校とはどんな学校なのでしょうか。

昨年は美大受験漫画のブレイクに際して、美大生が自分の大学制作についてメディアで語る機会が多くなりました。

また、SNSや百貨店で作品を発表し、活躍する若手アーティストの姿もよく見られました。

そんな昨今、若いうちから「美大に進学したい!」と考えるようになった方も少なくないと思います。

美術大学に進学するために主に必要なことは、それまでの造形経験、特に高校時代にどれだけ美術の経験をして来たのか?という点です。

幼いころから英才教育で美術を学んできた人の方が有利!ということはありませんが、しっかりと落ち着いて課題に取り組めるようになった高校時代に、デッサンや塑像などの経験をどれだけ真剣に積めたかということが勝負になってきます。

デッサンはどの高校でも出来ることと思われる方も少なくないことと思いますが、美術を専門的に履修できる環境・高校だと、美術系の進路に進む上ではより有利だったりします。

将来的に美大への進学を希望する場合は、高校受験で志望校を選ぶ際に美大に強い高校を検討すると良いでしょう。

ですが、美大に強い高校とは具体的にどんな学校があるのでしょうか?

今回は、美大に強い高校はどのようなところか、都内に限定して例を挙げていこうと思います。

なお、今後美術教室に通われることをお考えの方にどのようなことが学べるのかを下記記事でご紹介しております。あわせてご覧ください。

美術教室で中学生が身につくことをスタジオパパパが解説

美大に強い高校

 

グローバルな活動、本格的な展示まで!総合芸術高等学校

都立総合芸術高校を最初にご紹介しましょう。

総合芸術高校は、東京都立の芸術家専門学校で、新宿区にある美大に強い高校です。

総合芸術高等学校の教育目標は、総合的な芸術の教育を通じ、国内外問わず美術で社会貢献でき、日本の美術界の将来を背負って立てるような人間を育成することです。

グローバルな活動にも目を向けた、都内唯一の総合芸術科専門高校であり、美大に強い高校であるといえるでしょう。

 

美術科では5つの専攻のうち、1つを専門的に学べる

総合芸術高校の美術科には5つの専攻があります。

  • 日本画
  • 油彩画
  • 彫刻
  • デザイン
  • 映像

上記の5つの専攻の中から1つ選択し、3年間しっかりと学ぶことで、専門的な知識や技術の成長を図ることができます。

また海外のアーティスト・学生との交流もでき、世界規模でのアート観や、海外での作品制作について深く理解することができます。

また、学内の設備が充実している他、作品の発表の場も多いのが特徴です。以下が、総合芸術高校で催される展示です。

  • 有志展
  • 各年次展
  • コンクール展
  • 卒業制作展等

すべての展示で講評があり、最後には美術の専門家である先生方から詳しくコメントをもらえる形になっていますので、

制作する上でのモチベーションは美術大学とほぼ変わらない点もあるかと思われます。

 

卒業後の進路までしっかりサポート!東京都立片倉高等学校

東京都立片倉高等学校も美大に強い高校といえます。

片倉高等学校は八王子市にある学校で、美大に強い高校のひとつです。

『友と学び、創り、明日を拓く学校』がモットーである片倉高校は、アートの技術だけではなく、進路指導にも注力する美術系高校です。

 

目標は「造形経験を通じての人格形成」

片倉高等学校が目標にしているのは、「造形経験を通じての人格形成」で、担任の先生による手厚いサポートにより『将来の夢』を叶えるキャリアプランを考えることができます。

また、保護者に向けた説明会も手厚く、保護者会や三者面談といった場を通じ、家庭・学校が連携しながら生徒の進路実現を目指します。

「将来はファインアート系の道に進みたいけど、親が納得してくれない…」といった生徒の保護者にもさまざまな進路を紹介、美術に通じたより豊かな人生を提案しています。

 

先輩・後輩間のつながりを意識 私大との関わりも深い

また、中学生に向けてのデッサン教室の開講や、積極的にOBを招いて美大での授業内容を紹介するなど、先輩・後輩間の縦のつながりを意識したイベントが多いのも特色です。

例年、武蔵野美術大学や多摩美術大学といった私立美大への入学者が多いのも、そういった試みがある故だと言えます。

 

女子美に併設!女子美術大学附属高校

女子美術大学付属高校は、美術系女子高として永い歴史を持つ、中高一貫で教育を行う私立高校です。

東京都杉並区に所在し、充実した設備も利用できる、専門的な美術教育が特徴です。

 

座学も美術とセットです!様々な視点からアートを学べます

女子美附属高校では、「知性が感性を支える」という理念のもと、一般教科と美術の融合を図った授業を展開しています。

一見、作品を制作する上では必要なく思える数学や物理なども美術制作の場で活かすことができる知識であることを理解でき、多角的な視点から自身の制作を考えることはアートを生業として生きる人にとっては重要なことです。

この視点が持てると美大受験に非常に有利ですので、ここが一番美大に強い点であるといえるでしょう。

また、「生徒にはグローバルな視点で物事を見てもらいたい」という思いからArt English(英語+美術)のカリキュラムが盛り込まれています。

美大に進学してからも、海外の学生やアーティストと交流を持つ機会はたくさんありますので、美術の場で英語を使えるということは大きな武器になります。

将来的な活動の場を狭めないという意味でも、「美術と紐づけてしっかり英語を学ぶことが出来る」授業があるのは非常に心強いです。

 

美術学習は週に7〜10時間も!アート漬けの高校生活が送れます

また、女子美附属高校では週7〜10時間の美術学習が行われており、そこでは基礎力から高い技術力まで培うことを目的とした実習が行われています。

造形活動以外、美術鑑賞や美学の知識に関しては他の学校より広い視点で、より多くのことが学べるといえるでしょう。

また、美術研修旅行や語学研修旅行、美術鑑賞や団体鑑賞などさまざまな美術体験に触れられる機会が設けられており、美的なものの見方や、美術作品について集団で意見交換する場が設けられているのも特徴のひとつです。

 

美術から福祉まで!東京都立大泉桜高等学校

大泉桜高等学校も美大に強い高校ですので、ご紹介しましょう。

練馬区にある大泉桜高等学校は、単位制の普通科高校ですが、旧大泉学園高校(2005年に現高校へ)のカリキュラムが継がれているため、デザイン・美術系科目の専門性が高いです。

卒業後の進路を見据えたキャリアガイダンスの充実からも、美大に強い高校といえるでしょう。

 

目指すは「画力向上」!1年次からしっかり実技を学べます

大泉桜高等学校では日頃からの授業に加え、夏季休業期間を利用して、1年次から3年次まで「実技講習」を行っています。

卒業制作発表までの折り返しには中間講評も催され、そこでは卒業後の進路も見据えた講評が行われます。

また、美大に進学したOB・OGを招いた作品の講評会なども催されていますので、とにかく実技についての知識を得、美大受験に向けて腕を磨きたいという方にとってはこの上ない環境かもしれません。

美大に強い高校をお探しでしたら、大泉桜高等学校もチェックしてみてください。

 

アート活動を通じた、柔軟な人間性の育成が目標

そんな大泉桜高等学校の主たるモットーは、「社会の変化に対応し、生涯にわたって学び続けることができる主体的な生徒の育成」です。

美術から福祉系までに力を入れる大泉桜高等学校では、アート活動を通じて社会のあらゆる局面で活躍できる人間の育成を図っており、「社会における美術・デザイン」のあり方について熟考できる機会も多いです。

自身の制作と社会の関係を考え続けることは、美術大学へ進学した後も重要になってきますので、そういった意味でも「美大に強い高校」と言えるのではないでしょうか。

 

その他の美大に強い高校

他にも、美大に強い高校には以下のような学校がありますので、ご紹介させていただきます。

【その他の美大に強い高校】

  • 東京都立八王子桑志高等学校
  • 東京都立王子総合高等学校
  • 橘学園高校

今回は首都圏にある美大に強い高校を紹介していますが、美術科を設置している高校は全国にあります。

興味をお持ちでしたら、お近くの美大に強い高校や、美術科のある学校を調べてみてください。

なお、都内の美術予備校につきましては下記記事でもご紹介しておりますので、あわせてご覧ください。

美術予備校(東京)の選び方・選ぶポイントを解説

 

スタジオパパパは受験対策をサポートします!

ここまで「美大に強い高校」として都内の美術系高校を紹介してきましたが、いかがでしょうか?

スタジオパパパでは、上記のような美大に強い高校、美術高校の受験対策に取り組んでいただけます。

また、美大に強い高校に通学していない高校生も、デッサンや受験時に必要な造形技術について一から学ぶことが可能です!

美術系の高校から美術大学まで、しっかり受験対策していただけるアートスクールとして、スタジオパパパをご紹介します!

美大に強い高校

芸大・美大卒の先生がしっかりとサポート!

スタジオパパパに在籍しているスタッフは、東京芸大をはじめとした美術大学出身の先生、地域のママさんスタッフたちです。

先生方はそれぞれ、油彩、日本画をはじめとしたファインアートから工芸・視覚デザインまで、自身の科で様々なカリキュラムを学んだ経験があります。

そんな先生方ですから、生徒たちが知りたい!こんなことが出来る様になりたい!といった希望に柔軟に応えることができます。

中には前述の美術高校や美大に強い高校出身の先生方もいますので、受験時に注意した点や、高校在学時の印象深いエピソードなどを聞くことも出来るかもしれません。

また、以下のリンク先からスタジオパパパの先生について確認できますので、気になった方は是非ご確認ください!

スタジオパパパの先生について

大泉学園教室

美大に強い高校

画材はすべてスタジオパパパに!さまざまなテクスチャが試せます♬

スタジオパパパでは、デッサンや立体などに使用する画材はすべて取り揃えていますので、教室には手ぶらでご来室いただけます!

デッサン・水彩画の描き方が分からない…といった方でも大丈夫です。

鉛筆や筆の持ち方から、完成後の作品の保管方法までしっかりとお伝えいたします。

油彩やデザインの勉強をしている方の中には、様々な材料を使用したい、大きな作品づくりに挑戦したいと考える人もいることでしょう。

そういった時に、画材・素材の持ち運びはネックになることと思います。

しかし、スタジオパパパには木材から粘土まで、およそ100種類以上の素材の用意がありますので、教室に材料を運ぶ手間を考えずに授業にお越しいただけます!

美大に強い高校

美大に強い高校

合格実績

ここで、スタジオパパパの美術高校・大学の合格実績を紹介します。

皆さん自らの志望校に合わせて、たくさんのことをスタッフに質問しながら精一杯制作されていました!

・東京都立総合芸術高校

・大泉桜高校

・自由の森学園

・武蔵野美術大学

・多摩美術大学

・女子美術大学

・東京都立大学

上記以外の美術大学、美大に強い高校の受験対策にも対応しておりますので、詳しくは当スクールまでお問い合わせください。

美大に強い高校

美術系高校・美術大学の受験対策はスタジオパパパ!

美術系高校・美術大学の受験対策はスタジオパパパにお任せください!

ここまで、美大に強い高校について解説しました。

また、スタジオパパパは美大に強い高校など、美術系の学校に進学するための対策ができるアートスクールということを紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?

スタジオパパパは「造形体験を通じて自己実現を目指す」ことに重きを置いたアートスクールですが、美大に強い高校同様に、美術経験豊富なスタッフたちの提案を受けながら、自主的に豊かな造形経験を積むことが出来ます。

美大に強い高校や美術大学の受験対策ができるスクールを探している方や、スタジオパパパでの授業について興味をお持ちになった方は、是非下記の問い合わせフォームよりご連絡ください!

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