美大受験の勉強法とは?デッサンなどの実技や学科試験に備えておこう

美大受験の勉強法を美大卒のスタッフがご紹介!

美術大学の受験勉強をする際、どんなことが必要になってくると思いますか?

学科試験の他に実技試験を設けている美術大学ですが、そのユニークな受験を乗り切るには勉強法に様々な工夫が必要となってきます。

私も美術大学を卒業した身ですが、美大を受験する前には勉強法として、

絵を描くことを日課にするために「絵、食事、勉強、睡眠」のタイムスケジュールを組む

朝起きた時、寝る前にクロッキーやスケッチをしてみる

などと様々なことを試していました。

ただ、私も痛感したことですが、美大受験の勉強法は一人で考えていても、具体的に何をしたらよいか、何が必要か分からないことは数多くあることと思います。

そこで今回は、美術大学の勉強法について、基礎的な点からご紹介します。

美大受験 勉強法 絵画

 

美大受験前に準備しておくこと

美大受験前には様々な準備が必要になりますが、まずは以下の3つのことに関する勉強法や対策を考えると良いでしょう。

■美大受験前に準備しておくこと

  • 基礎的なデッサン力・画力を身につける
  • アイデア・発想力を鍛えておく
  • 学科の対策をしておく

これらはすべて美大受験につながりますので、受験を考えている方は対策をしておきましょう。

では、具体的にどのような勉強法や対策をすると良いのか、詳しく解説していきます。

 

基礎的なデッサン力・画力を身につける

美大受験の勉強法でまず重要なのは、デッサン力・画力を身につけることです。

簡潔に言えば「見たものをそのまま描く」ということですが、受験デッサンでは「空気感」や「構図」をキレイに表現されているものが、高評価を受けやすいです。

例えば、細かく描き込んで全体的に密度が高く仕上げられたデッサンよりも、必要な部分のみの密度を上げ、空気感を演出したデッサンの方が評価は高くなります。

デッサンは、じわじわと右上がりに上達していくものではなく、階段式に上達するものです。

上達するスピードは人それぞれですが、描き方について自分なりの答えが見つかったり、勉強法や解決法に気付いたりするタイミングにもばらつきがあります。

そのときに描写のコツを理解しデッサンをすることで、しっかりと身に着けることができるのです。

身近にデッサンが上手な人がいるのであれば、道具の使い方や描いている様子を観察してみるのも勉強法の一つです。

デッサンが上達する勉強法コツは、モチーフや描き方をよく観察しながら描くことです。

たくさん量を描けば良いというだけではなく、一枚一枚を描く中で常に考え、しっかり完成させていくことが重要になります。

美大受験 勉強法 デッサン

 

アイデア・発想力を鍛えておく

課題に応じた作品を作るためには、アイデアや発想力も重要になります。

アイデアは、自分の頭のみで考えていても中々いい案が浮かばなかったり、広がっていかないものです。

最初は興味があるジャンルのもので良いので、美的感覚を養うためにたくさんのメディア作品や身の回りのものに触れることをお勧めします。

勉強法としては「モチーフ・出題の内容を的確に表現するための情報」を集め、自分の表現の引き出しの中に蓄えておくことが重要になります。

 

実技だけでなく、学科も充分な対策をしよう!

美大受験には実技だけでなく、学科の試験もあります。

美大受験は実技の点数はあまり人によって大きく差が出ないケースもあります。

そこで、配点の割合が4~5割ほどであることが多い、学科試験の点数で差をつけることが重要になってきます。

学科を勉強する上でお薦めの勉強法は、まずは赤本や各大学の過去問サイトや本などで過去問を研究することです。

また、多くの美大を受験する上で必須となる英語から学習するのも良いかもしれません。

しっかりと受験対策をすることに加えて、個人的におすすめの勉強法は「空き時間に好きな洋画や海外ドラマを、英語字幕付きで観る」ことです。

これは英語に対する苦手意識を払拭するためですが、作中で使われている単語、文法を無理ない形で浸透させることができます。

大学に進学した後も、海外のアーティストや教授と接触できる機会があります。

国外の方々と積極的にコミュニケーションが取れると、非常に多くのチャンスと巡り合えたりしますので、そういった意味でも語学に慣れておく勉強法を試してみてはいかがでしょうか。

なお、東京で美術予備校をお探しの方に向けて下記記事では教室の選び方などをご説明しております。

美術予備校を東京でお探しの方へ。受験対策に対応している教室の選び方

美大受験の実技対策はスタジオパパパにお任せ♪

美大受験の実技対策はスタジオパパパでも実施しています!

スタジオパパパは幼稚園生から大人まで通うことができるアートスクールです。

生徒さんのやりたいことや目的にあわせてスタッフが、美術に関する勉強法をサポートいたします。

これまでにも美大を目指してスタジオパパパに通い、見事合格した生徒さんもいらっしゃいます。

ここでは、スタジオパパパでどのような勉強法や対策を取っているのか、また合格実績などもあわせてご紹介します。

美大受験 勉強法 スタジオパパパ

東京藝大をはじめとした美大卒スタッフが教えます

当教室のスタッフは主に東京芸大をはじめとした美大出身のスタッフであり、デッサンや平面構成等、受験に関する知識も豊富です。

また、スタジオパパパの先生方が専攻している学科は、それぞれ工芸・工業系のデザインからファインアートにまで多岐に渡っています。

それぞれの学科を受験する際に必要なノウハウや出題の傾向などを直接聞くことが出来るのも、スタジオパパパの長所だと言えます。

弊社に在籍する先生をリンク先にてご紹介していますので、是非ご覧ください。

スタジオパパパに在籍する先生はこちら

 

志望校にあわせた個別カリキュラムで学べる!

弊社では生徒の方それぞれの志望校に合わせた対策を考案し、個々にあわせたカリキュラムを組むことができます。

ひとえにファイン系、デザイン系と言っても受験する大学のカラー、出題傾向によって力を入れるべき点が違ってきます。

前述の通り先生方の経験等も鑑み、生徒の方々がストレスなく受験に臨めるようカリキュラムを組んでいきます。

 

画材貸出OK!気軽に通えます

また、スタジオパパパでは鉛筆・木炭をはじめ、受験対策に必要な画材を貸し出していますのでお気軽に通うことができます。

もし自宅でもデッサンやクロッキーなどしたい、自分に合った道具を探したいといった場合でも、ご購入の前に先生方が道具についてアドバイスをしますので、その際にはお気軽にご相談下さい。

美大受験 勉強法 カラスの絵

 

美大合格実績について

ここで、スタジオパパパの美大合格実績を紹介します。

都内の美術大学を始めとし、皆さん目標に向かって積極的にチャレンジされていました!

  • 東京都立総合芸術高校
  • 大泉桜高校
  • 女子美術大学
  • 自由の森学園
  • 武蔵野美術大学
  • 多摩美術大学
  • 女子美術大学
  • 東京都立大学

上記以外の美術科のある学校や美大受験にも対応しておりますので、お気軽にご相談ください。

 

美大受験の勉強法をおさえて合格を目指そう!

美大受験の勉強法や対策をご紹介しましたが、いかがでしたか?

スタジオパパパでは、美大合格を目指す方に向け、万全のサポート体制でレッスンしております!

教室でのレッスンを希望される方は、是非下記の問い合わせフォームよりご連絡ください。




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