【コラム】未来を切り開く力

暇な時に、何をするか?

最近、出会った子どもたちから、よく聞く言葉があります。
 
「先生〜〜!暇〜〜!!」
という言葉です。
 
何もすることがなく、暇になってしまって、やることが見つからない状態なんだと思いますが、ここでよく考えてみると、その言葉には裏がある気がしてなりません。
それは、
「自分から行動し、まずはやってみる。自分から何かを探し、行動する」
ことが、できない状態のように感じます。
 
もし暇であれば、それはある意味、自分の為に使えるとても有意義な時間です。 自分に投資できる、大切な時間です。
それを、「先生〜暇〜」と言うことによって、なにか向こうからやることを提示してもらえると思っているのでしょう。

スタジオパパパでは、「先生〜暇〜」と言われたら、「ますばゆっくり、やりたいこと、やってみたいこと、興味があること、を探してみて〜!」とアドバイスします。
おそらく、今まで能動的に考える機会が少なく、いつでも
「与えられる」ことが多かったのだと思います。
 
学校、家、習い事。
たくさんの決まったカリキュラムに沿って、決められたことをこなしてきた子どもは、いざ自分が決めるときに、強い決断ができなかったり、空いた時間を自分のために使うことが難しくなります。
大人が先回りして決め、準備し、教えてあげることは、「自分から。」という自主性を育むのを阻害しているかもしれません。
やりたいことはやっていい、やりたいことがなかったらそれを自分で探しに行く、ことに気づいて欲しいと思います。
 
スタジオパパパ(やりたい放題コース)はカリキュラムも、今日やることも自分で決める。
自分で決めたことには責任を持って取り組んでもらいます。

それが、「未来を切り開く力」を育てるのではないでしょうか。

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